40の取り付け方法
ヘッドセットチューブの寸法に合わせるため、40には2種類のアッパークラウンサイズがあります。スタック総数の高さを測り(下記の図を参照)、適切なアッパークラウンサイズを決めます。
スタック総数の高さが 90〜165 mmの場合は、40は小〜大のアッパークラウンにします。
スタック総数の高さが 165〜181 mmの場合は、40は特大のアッパークラウンにします。

40の取り付けは、正規の自転車整備士が行ってください。フォークを間違って取り付けると、コントロールを失い、重度または致命的な障害を引き起こすことがあります。40はローアークラウンをアッパーチューブ上部先端から 176.4 mm下に設定して組み立てられます。ローアークラウンポジションは、ボトムアウトの際にクラウンの下部先端と、2.80インチ(71mm)のタイヤの上部先端との間に、6mmのクリアランスができるように設定します。ローアークラウンのポジションは変更しないでください。

フォークの取り外しとクラウンレースの取り付け方法:
修理スタンドに自転車を置きます。
自転車から、現在取り付けられているフォークを取り外します。
クラウンレース取り外しツールで古いフォークからクラウンレースを取り外し、クラウンレース設定ツールで新しい40に取り付けます。クラウンレースは、ローアークラウンの上部表面にしっかりと固定されるようにします。
ステアラーに切れ目や溝がある場合は、クラウン/ステアラー アセンブリを交換する必要があります。切れ目や溝があると、ステアラーに修理不能の故障が生じ、コントロールを失い、その結果、重度または致命的な障害を引き起こすことがあります。
ステアラーを適切な長さに切る:
ヘッドセット部品すべてとアッパークラウンで自転車にフォークを取り付けます。アッパークラウンの深いポケット側が自転車の下向きになります。
ヘッドセットのゆるみをなくし、5mmのヘックスレンチでアッパークラウンにステアラーピンチボルトを軽く締めます。
ステアラーにヘッドセットスペーサー(必須ではありません)とステムを取り付け、ステムピンチボルトを軽く締めます。
ステムの上部先端でステアラーにスクライブで印をつけます。
自転車から40を取り外し、ステアラーを印の3 mm下で切ります。この3mmのクリアランスがあることで、ステムキャップがヘッドセットに軽く締まる余地が生まれ、ゆるみがなくなります。
平型ヤスリを使って、新しく切ったステアラー内外の上部先端のバリを取り除きます。
星状のつばが付いたナットとステアリング止めバンパーの取り付け:
星状のつばがついたナットを、ナット専用のツールでステアラーチューブに、適切な深さで取り付けます(「星状つば付きナットの取り付けの深さ」を示した下図を参照してください)。
各アッパーチューブにステアリング止めバンパーを一つずつ取り付け、アッパーチューブの中ほどに設置します。
星状つば付きナットの取り付けの深さ自転車にフォークを取り付ける方法:
ヘッドセット部品すべてとアッパークラウンで自転車に40を取り付けます。
ステム、ステムキャップ、M6 ステムキャップボルトを取り付けます。
アッパークラウンボルトを3つとも緩め、ヘッドセットステムキャップボルトを軽く締めてシステムのゆるみをなくし、抵抗のない状態で自由に回転するようにします。
5mmのヘクサキーソケットとトルクレンチで、アッパークラウンボルトを3つとも730 N-cmのトルク値で締めます(下図参照)。
4つのローアークラウンボルト上で、トルクが730 N-cmのトルク値であるかを確認します (下図参照)。ピンチボルトを締めすぎないでください。過剰なトルクで締めすぎると、ボルトの損傷、クラウンの破砕、溝の破損、フォークの故障やコントロールの喪失につながり、重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。
40は幅2.80 インチ(71 mm)までのタイヤに使用できます。26 x 2.60 インチ(660 mm x 66 mm)より大きなタイヤに対しては、以下の方法でクリアランスチェックを行う必要があります。
タイヤをリムに取り付けて空気を入れ、以下の3つの長さを測定します。
最大ピークタイヤ直径 = 694 mm = 27.3 インチ
最大エッジタイヤ直径 = 670 mm = 26.41 インチ
最大タイヤ幅 = 71 mm = 2.80インチ


上記の最大値を1つでも超えるタイヤは使用しないでください。上記の最大値を超えるタイヤの使用は、重度または致命的な傷害を引き起こす原因となるので、お勧めできません。
前輪の取り付け方法:
ローアーレッグの4つの軸ピンチボルトを5mmのヘクサキーレンチで緩めます。
軸を、5mmのヘクサキーレンチで左回りに回して緩め、取り外します。
前輪をドロップアウトに取り付け、軸をローアーレッグに取り付けます。
ローアーレッグに、軸を5mmのヘクサキーレンチで右回りに回して軽く締め続け、215 N-cmのトルク値になるまで締めます。
左側のドロップアウトピンチボルト2つを、215 N-cmのトルク値で締めます。
自転車のフォークを2、3回圧縮し、右側のドロップアウトをフロートさせ、摩擦の低いポイントに安定させます。右側のドロップアウトピンチボルト2つを215 N-cmのトルク値で締めます。
ハンドルバーをまっすぐに設定して、ステムボルトをトルクで締める方法:
自転車を地面に置いて、またがり、ハンドルバーを前輪に対してまっすぐ設定します。
ステムピンチボルトを締め、ステムメーカーのトルク指定値に従ってネジを締めます。
ハンドルバーピンチボルトが、ステムメーカーのトルク指定値に従って締められているかを、確認します。
ステアリング止めバンパーの位置調節方法:
アッパーチューブにおけるステアリング止めバンパーの高さと角度を回転角度が最大になるように調節し、クラッシュの際にフレームやアッパーチューブがへこまないようにします。
フレームチューブの形や大きさによっては、バンパーの高い部分を使ってフレームチューブに接触させる必要があるかもしれません(下図参照)。
40は、ディスクローターサイズが200〜225 mmのDHディスクブレーキのみを使用するように設計されています。40にはDH機械または油圧式ブレーキシステムが使用できます。
絶対にローアーレッグを改造したり、カンチレバーリムブレーキを使用したりしないでください。
40ディスクボルトパターンは以下を使用します。
- XC キャリパー
- 国際XC搭載パターンのXC キャリパー搭載
- DHサイズローター(外径200〜225mm)
DHディスクブレーキシステムを、ディスクブレーキメーカーの指定に従って取り付けます。
ネジやボルトはすべて、メーカーの推奨値に従って締めるようにします。適切な取り付け手順は、ディスクブレーキ付属のマニュアルを参照してください。アライメントを適切に維持し、ずれを最小にするため、新しいディスクブレーキパッドを取り付けることをおすすめします。
トレイル走行前に、平らな場所でブレーキが正しく作動するかをテストします。
ディスクブレーキホース(油圧ディスクブレーキの場合)またはブレーキケーブル収納部(機械ディスクブレーキの場合)を、下の図のように、キャリパーからローアーレッグの内側と付属のディスクブレーキホースガイドに通します。
付属のディスクブレーキホースガイド部品を下図に示すように組み立てます。
ディスクブレーキホースガイドネジを、2.5 mmのヘクサキーレンチでトルク値が90 N-cmになるように締めます。
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